トラブル解決&不安を解消④

妊娠初期1~4カ月の出血

子宮が胎児を育てていく場所として、まだ完成していない妊娠初期は特に出血しやすい時期といえます。この時期に出血したら、次の健診まで待たずにすぐに受診しましょう。
絨毛膜下血腫と切迫流産が初期の出血で多い原因ですが、どちらも流産になるケースはそれほど多くはないので、心配しすぎないようにしましょう。
絨毛というのは、妊娠初期に胎芽から子宮内膜に伸びていくこまかい突起のこと。この絨毛が母体側の着床面に結びつこうとするとき、母体の血管が壊れてできた血のかたまりが絨毛膜下血腫です。一度たまってから排出される血なので茶褐色で、出血が数日から数週間続くこともあります。
切迫流産は、約22週未満に子宮収縮が起きて赤色か茶褐色の出血が見られる状態のこと。
胎児心拍がしっかりしていれば、おさまっていくことがほとんどです。無理をしないように気をつけましょう。
受精卵が着床したあと、ごく少量ですが出血することがあります。これが着床出血(月経様出血)です。出血は少量で月経の初めのような暗い赤褐色で、たいていの場合すぐに止まるので心配はありません。
子宮頸管ポリープとは、妊娠中の女性に見られる良性の腫瘍。出血の色はおりものが混じった赤色で、量は症状によって異なります。除去をする場合もありますが、妊娠中はとらないことが多いようです。