逆子(骨盤位)

出産のとき逆子という例はそう多くない

ふつう赤ちゃんは、妊娠30週を過ぎると自然に頭を下にした姿勢(頭位)をとり、通常のお産では頭から先に出てきます。ところが時に、足やお尻が下にくることがあり、それを逆子(骨盤位)といいます。胎児は羊水の中で自由に動いているので、妊娠27週ごろに逆子でも心配ありません。自然に治り、出産のときは頭位のことも多いのです。そのまま治らず、逆子で産まれる赤ちゃんは、出産全体の約4~5%ほど。その3分の2は臀位(お尻から出る)、残りの3分の1が足位(足から出る)の姿勢です。なぜ逆子のままなのか、原因は特定できませんが、多胎妊娠、前置胎盤、子宮筋腫、羊水過多症などがあると、なりやすいといわれています。
逆子は前期破水を起こしやすく、早産の危険性も高まります。また、従来は臀位の場合は経膣分娩が可能ですが、最近、逆子であれば、その姿勢にかかわらず帝王切開する病院が多くなっているのが実情です。逆子はできるだけ治したほうが安心です。妊娠30週前後で逆子と診断されたら、医師の指示に従って、逆子体操をするといいでしょう。妊娠34週以降は胎児の頭が骨盤に入る時期なので治りにくくなります。羊水も減り、胎児も育っているので回転ができず、逆子は治りにくくなっています。ただ、何かの拍子で戻るケースも、まれにあります。

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