妊娠中の心配なトラブル対策|早期の時期に起こると心配な「破水」②

破水すると4つのことが心配になる

まず、妊娠37週未満であれば、赤ちゃんが早産で産まれてしまうことが心配です。破水して何の処置を講じなければ、24時間以内には陣痛が起こり、お産が進行し始めてしまうことが多いのです。そのため、赤ちゃんがまだ外の世界で生きていけるまでに成熟していなければ、なんとか陣痛が始まるのを食い止め、1日でも長くママのおなかの中で育つことができるようにしなければなりません。
次に、子宮内の感染の心配があります。卵膜が破れたため、赤ちゃんのいるところに外界のさまざまな細菌が入り込んでしまう可能性があるのです。それを防ぐためには、抗生物質の投与が必須。37週以降の破水の場合でもそれは同様で、感染を防ぎながらお産の開始を待ちます。3つ目に心配なのは、羊水が流れ出して少なくなってしまうこと。へその緒が赤ちゃんの体と子宮壁に挟まれ圧迫されて、血流が悪くなり、赤ちゃんにじゅうぶんな酸素と栄養が届かなくなり、弱ってしまう心配があるのです。また、特に妊娠週数の早い時期では、羊水量が少ないことが赤ちゃんの肺の発育に影響することも。そのため、上体によっては人工羊水(生理的食塩水)を入れることもあります。
もぅひとつ、破水した時点で赤ちゃんの頭が下を向いていないさかごの状態の場合、へその緒が出てきてしまうこと(臍帯脱出)が心配に。頭が下にあれば、それが栓にとなるため、へその緒がでてくることはないのです。これは、そのままお産になっても問題ない時期の破水でも心配なこと。少しでもその危険を避けるためには、破水したら病院に向かうときにも、できるだけ横になっていることが大事です。