おなかの赤ちゃんとママの266日|妊娠7カ月(24~27週)①

皮膚に赤みがさして生き生きとし、強い圧力でこぶしを握り締めている

この1カ月で、体重は1.5倍以上にもなります。赤ちゃんという名前のとおり、皮膚が赤っぽく見えるようにも。これは、皮膚の下に毛細血管ができ始めるからです。生き生きとした生命力が感じられます。
新生児に見られ、やがて消える反射のひとつ、手の平にふれたものをギュッと握る把握反射が出始めるのがこのころ。赤ちゃんは、妊娠中のママのおなかの中で生命進化の歴史を繰り返すといわれていますが、この反射は樹上生活するおさるさんの時代をたどっていることを想像させます。木から落ちないように備わっている反射なので、相当強い握力です。

ねんねするのにも練習が必要なんです

鼻の穴を開通させるなど、人間らしくなるための細かい工事に、今月も精を出しています。おかげで目鼻立ちがハッキリした印象に。歯ぐきのなかの乳歯の奥に永久歯のもとももう用意している、段取り上手です。
時々薄目を開けるようになるまぶたの下では、先月にも増してキョロキョロと眼球を動かしています。これは、睡眠の状態のひとつ、レム睡眠の原型となる動き。睡眠リズムの獲得は脳の発達と密接なかかわりがあり、この時期の赤ちゃんは、ねんねする練習もしているといっていいでしょう。
赤ちゃんによって体型の個人差が大きくなってくる時期です。骨格はパパやママから遺伝することが多いので、似ている所が見つかることもあるでしょう。体型チェックは、発育具合の確認のためにも、超音波検査の大事なポイント。いくつかの部分の測定値をもとに体重の推定もします。また、大きめ、小さめ、太め、細めだけでなく、頭と体のバランスといった、体全体のプロポーションのチェックも行います。