出産と産褥期|小さく産まれた赤ちゃんの育て方③

起こりやすい病気

とくに生後1年間の新生児の間は、注意深く様子を見ながら育てていく必要があるでしょう。実際、低体重で産まれた赤ちゃんは、正常体重で産まれた赤ちゃんより、2倍以上も何らかの病気で入院する確率が高くなっています。
気管支炎、肺炎、胃腸炎といった病気以外にも慢性肺疾患、先天性心疾患、鼠径ヘルニアなどにも高い率で罹患しています。
また未熟児がかかる病気というと反射的に思い出すのが未熟児網膜症です。
保育器内で育てられた低体重児がかかる視力障害です。かつては保育器の酸素投与量が過大であったために多くの未熟児が失明するという不幸な出来事がありました。
現在では、適正に投与量がコントロールされているために、これで視力障害を起こす例はなくなりました。しかし、網膜が未熟である極小未熟児の場合にはあいかわらず視力障害は起きています。
さて、異常のような早産で産まれる赤ちゃんがいる一方で、42週以上遅れて産まれる赤ちゃんがいます。このような赤ちゃんのことを過期産児と呼びます。
胎盤は40週を過ぎたころから、急激に機能が衰えることから、遅く産まれた赤ちゃんが酸素不足や栄養不足状態で産まれてくることがあります。出産後も呼吸障害や脱水症状をみせる場合があるので、このケースでも医師の経過観察が必要になります。

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