出産と産褥期|産後に気をつけたい病気②

胎盤・卵膜遺残

赤ちゃんが産まれると、しばらくして、胎盤は自然と子宮からはがれてでてきます。ところが、胎盤の一部がはがれなかったり、卵膜の一部がちぎれて残ったりする例があります。これが、胎盤・卵膜遺残です。
胎盤、卵膜遺残があると、子宮収縮を妨害したり、最近感染の恐れもあるため、子宮復古不全や弛緩出血が起きやすくなります。手術で、残った胎盤などを取り除く必要があります。

子宮復古不全

出産後、子宮はしだいに収縮し、6~8週間で以前の大きさに戻ります。しかし、ときには収縮が悪いためにもとに戻らず、赤色の悪露が続いたり、下腹部が痛んだりします。
また、子宮内に胎盤や卵膜などが残っていたために、起きることもあります。
治療法としては、前者では子宮収縮剤の投与、後者では残った胎盤などの取り除き手術が考えられます。

会陰縫合部痛

分娩の際に、膣口と肛門の間の、会陰部が避けてしまう場合があり、これを防止するため、あらかじめ切開を行いますが、分娩後、縫合した部分の傷がつれたりして痛みます。
痛みは、抜糸すると急に軽くなり、抜糸する必要のない溶ける糸では、少しずつ軽くなります。
それでも、あまりに痛いようでしたら、冷湿布をしたり、鎮痛剤を服用したりしてらわらげます。

妊娠中も産後も、夏場は熱中症に気をつけて過ごすようにしましょう。水分補給は忘れずに!