ママが食べたものは赤ちゃんにどのくらい影響があるの?

ママが食べたものは赤ちゃんにどのくらい影響があるの?

妊娠をするとママの子宮のなかには新たな「臓器」が作られます。
これが「胎盤」です。
胎盤は妊娠7週ごろから作られはじめ、妊娠4カ月までに完成し、お産の日まで、赤ちゃんを守り続けてくれます。
ちなみに胎盤の成分の半分はママ、もう半分は赤ちゃんの成分でできています。胎盤はママと赤ちゃんの合作と言えるのです。

赤ちゃんとママが、へその緒でつながっていることはみなさんご存知ですよね。
しかし、赤ちゃんのへその緒がママのおへその裏側につながっているわけではありません。
赤ちゃんのへその緒は、ママの子宮のなかにできる胎盤にくっついていて、赤ちゃんは、そこから成長するための栄養をもらっているのです。

卵子が受精し、どんどん細胞分裂をしていく様子を見たことがある人はイメージがわくと思いますが、おなかの中の赤ちゃんは、まだまだ成長途中で、いろいろな臓器も未成熟な状態。
当然、赤ちゃんは自分で食事を摂ることができません。
そこで、胎盤を介して、ママから糖やアミノ酸、脂肪酸など生きていくのに必要な栄養素をもらっているということです。

ここで栄養という言葉を使ったのには理由があります。
「妊娠中に自分が食べたものや飲んだものが、赤ちゃんに直接影響するのでは?」と心配するママは多いのですが、ママが食べた物が、へその緒を通って赤ちゃんの身体へそのまま届いているわけではありません。

ママが食べるものの中には、小さな赤ちゃんが直接食べるのには刺激が強いものや身体に悪いであろうものもあるかもしれません。
でも、ママの身体でいったん消化吸収され、栄養素として分解されたものが、赤ちゃんに流されるので、とりあえずは安心していいということです。