出産を進める力と陣痛の逃がし方をつかんでおきましょう

楽な姿勢と呼吸法で乗り切りましょう

出産は長期戦です。
初産の場合、基本的には陣痛が始まってから分娩まで平均11~17時間かかります。
入院してから出産まで2~3日かかる場合もあります。
痛み方はさまざまで、下腹部や腰に痛みを感じる人もいれば、肛門に痛みを感じる人もいます。
陣痛が軽いうちは食事をしたり、歩き回ったり読書をしたりして、陣痛から意識をそらします。

感覚が狭まり、痛みが徐々に増してきたら、家族や助産師にマッサージをしてもらったり、楽な姿勢やこれまで練習してきた呼吸法で乗り切りましょう。
子宮口が全開大に近くなって、いきみたくなってもまだ我慢です。
家族や助産師に肛門や会陰を押してもらいましょう。

スムーズなお産に欠かせない3つの要素とは

① 娩出力

子宮が収縮して赤ちゃんを押し出す力です。
陣痛(子宮の収縮)やいきみがこれにあたります。
陣痛の圧力で赤ちゃんが下りてきて、いきむことで赤ちゃんが産道を進むのを助けます。

② 産道

赤ちゃんの通り道で、筋肉でできている軟産道と、骨でできている骨産道があります。
お産が近づくと、軟産道は伸び、骨産道が広がります。

③ 赤ちゃん

赤ちゃんは狭い産道を通りやすくするために、頭の骨の継ぎ目が重なり頭を小さくします。
また、産道と骨盤の形に合わせてあごを胸につけるようにして、体を回転させながら出てきます。