胎児期の脳の成長は最速!「レシチン」のすごい働き

「糖鎖」と「レシチン」のすごい働き

「糖鎖」と「レシチン」について、簡単にご説明しましょう。

【糖鎖】

糖鎖とは、8種類の単糖が鎖状に連なったものです。
これは私たちの細胞の膜組織の表面に、産毛のような状態でくっついています。
そして、さまざまな情報をキャッチしています。
たとえば、異物、細菌、ウイルスなどを識別しています。
また、細胞間の情報伝達、ホルモン作用、免疫反応にも関わっています。
さらに、異物の排除などの生命機能に重要な働きをしています。
現代人は、糖鎖が40%も不足しており、そのため脳内のネットワークがスムーズに機能しなくなっていると指摘されています。

【レシチン】

レシチンは、不飽和脂肪酸にリンが結合しているものです。
これは、細胞膜をつくっている物質で、脳の場合、40%も含まれています。
このレシチンは人間の生命活動において、非常に重要な役割をもっています。
たとえば、血液中の栄養分と酸素を細胞のなかに取り入れるために欠かせない物質です。
また、血液をサラサラにする働きをもっています。
情報という刺激が脳細胞に伝わると、シナプスが生じて他のシナプスに連係します。
しかし、シナプス同士は、直接つながりません。
脳内ホルモンである情報伝達物質アセチルコリンによって伝わるのです。
この伝達物質の前駆体が、レシチンです。
ですから、レシチンは脳にはどうしても補給せざるを得ない物質なのです。
これは大豆のなかに大量に含まれていますから、大豆をたくさん食べればいいのです。
でも、そんなにたくさん食べられない場合は、現代人の生活に合わせてサプリメントを活用してほしいのです。
赤ちゃんのために、お母さんがしっかりと摂取するという意識を持ちましょう。

従来的な胎児教育では遅すぎる

20年前までは、0歳教育でさえ早すぎるいわれていました。
早期教育には反対だという声が大勢を占めていたのです。
しかし、最近では0歳からでは遅すぎるというのが、専門家の間でいわれています。
つまり、胎児期からの指導が必要ではないかということです。

胎児は本能的に行動します。
その本能を使って、より効率よく指導する方法はないか。
胎児を指導すれば、生後の神経回路の形成が楽になるのではないでしょうか。
従来的な胎児教育では遅すぎるということが叫ばれています。

次回は、脳の神経回路の質と量を増やす方法についてお伝えします。