妊娠糖尿病とはどんな病気?

出産まで完治しないので事前の予防が大事

糖尿病とは、インスリンというホルモンの働きの低下や分泌異常によって血液中のブドウ糖がエネルギーとして使われにくくなり、血液中に残ってしまう(血糖値が高くなる)病気です。
妊娠中の糖尿病は、もともと糖尿病だった人が妊娠した「糖尿病合併妊娠」と、妊娠してから糖尿病になった「妊娠糖尿病」に分けられます。
妊娠糖尿病はママや赤ちゃんの体に妊娠高血圧症候群や羊水過多などの合併症を引き起こすリスクを高めます。

また、感染症にもかかりやすくなります。
出産まで血糖値が高い状態が続くと、体の機能が未発達な巨大児(出産体重が4000g以上)になる心配があります。
重症の場合は、逆に低出生体重児になったり、赤ちゃんに呼吸障害が起きたりします。
妊娠糖尿病は出産後すぐに正常な状態に戻りますが、約半数の人が10~20年後に真性の糖尿病になる可能性があります。

空腹時の血糖値(mg/dl)が110以上、1時間値180以上、2時間値が150以上のうち2つ以上を満たす人は、妊娠糖尿病と診断されます。

① 肥満気味
② 妊娠して体重が増加した
③ 家族に糖尿病の人がいる
④ 35歳以上の人

妊娠糖尿病でも普通に出産は可能です。食事療法や場合によってはインスリンを注射するなどして、血糖を正常に保てれば、ママにも赤ちゃんにも影響なく、自然分娩も可能です。

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